11月19日から松山ケンイチ主演「聖(さとし)の青春」が全国上映されています。
これは村山聖(さとし)という実在のプロ棋士をモデルにした映画ですが、幼い頃からネフローゼと闘いその中でプロ棋士を目指してA級棋士まで登りつめ、最後は膀胱癌のため29歳という若さで亡くなった関西の天才棋士の物語です。
実は10年ほど前甥っ子が将棋を教えてほしいというので「聖(さとし)」という漫画本のセットをプレゼントしたことがあります。
言うまでもなくこの村山聖をモデルにしたコミック漫画です。私はこれを読んだとき不覚にも泣いてしまいました。
自分があまりにも感動したが故に甥っ子にも「これを読みなさい」と勧めたわけであります。
現在私もステージ4の大腸癌を患っております。
最後の最後まで将棋に命を懸けた村山聖の生き様には本当に身につまされるものを感じます。
ちなみに甥っ子はその後将棋に興味をなくし、現在は高校の演劇部の部長をしております。
当時本気になって対戦して結局いっぺんも負けてやらなかったことは本当に可哀想なことをしたと今はつくづく反省しております。