最近、新刊書店では中公新書の
応仁の乱
戦国時代を生んだ大乱
呉座勇一 著
この本がブレイクしているらしいです。40万部をうかがう勢いとか。
編輯部としては、若い学者に思い切り書いてもらい、高校生や大学生でも抵抗なく読める表現を心掛けたという事です。
新書の王道に戻ったという事が当たったのでしょうか。
想えばカッパブックスの創刊当初は、出来上がった原稿を編集部が徹底的に、読者が読みやすいように書き改めて、あのベストセラーが続々と生まれたわけでした。
それにしても「応仁の乱」ですよ。大河ドラマが予定されているわけでもなく、不思議ですね。
大乱の来る予感が、大衆の間に広がっているのかもしれません。
何にせよ、固い本、基本書が売れないとぼやいていた昨今、明るい話題には違いありません。
古本で探せば、もっと面白い歴史書や教養書が一杯蓄積されていることを知ってもらいたいですね。